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2010.08.02 意識次第で
真言宗泉涌寺派管長・上村貞郎猊下の講演会に行きました。

柔らかい京都弁で笑わせながら、日本人しっかりしなさいよというメッセージが込められた楽しい時間でした。

大まかな内容は、

人生を+-どちらにするかは、本人の意識次第。
せっかくだから楽しく生きましょう。
しかし、モンスターペアレントなどのように、利己主義や筋を違えることのないように。
モラル・マナーのない輩は餓鬼と同じです。

ペットには話しかけるのに、人間と会話できない人もいる。
ペットは六道でいう畜生であり、畜生なりの生き方があるのに人間扱いするのは仏の教えからしたらいかがなものかと。
ペットが人間の布団で寝るようになったから、その分人間が路上で寝るようになったのかも、と笑っておられました。

仏教のお話しでは、
身口意(「しんくい」と読みます。行動・言葉・意識と思って下さい)のうち、身と口は少々腐っても構わない。
意だけは絶対腐ってはならないと仰っていました。

昔は山奥の半隔離された寺で経だけ読んでればよかったが、現代は寺と浮き世が近づいているので、妻帯したり、招待されればナマグサを口にしたり、方便も多くなったりする。

世俗を知らずに寺だけで存在はできないから、身と口が少々腐っても仕方がない。
だからこそ、意だけは崩してはならない。

泉涌寺は天皇家の葬儀を受け持ってきた唯一の御寺(「みてら」と読みます)で、上村貞郎猊下は後七日御修法の大阿闍梨を務められた方。

すべてをお釈迦様の時代のまま守れと言っても現代では難しいですが、トップに立つ方の言葉として言っちゃって良いんですか~とも思いましたが、綺麗事ではなく、僧侶も現代に生きる人間なのだとリアルに感じます。

仕事の上でも人間としても、こういうバランス感覚と芯を貫く姿勢を身に着けたいものです。

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