2010.04.14 待つ
子供が何かやるときに、遅いからとつい手が出てしまうことがあります。

時間制限が無いのであれば、「早くしなさい!」と怒るのではなく、方法を教えながら本人がやり終えるまでゆっくり待ってあげるのがベスト。

自分のことは自分でやるということプラス自分で出来たという小さな達成感の積み重ねが、自信と自立心を植え付けます。

介護と治療も似ていて、「年だから」とか「痛いから」と言って人任せにしていた部分を、体の使い方を確認して頂くことで、徐々に動かせるようになります。
やはり“待つ”ことが大事で、入れ歯ひとつ外すのに何分かかかることもありますが、日常動作を“遅いから”という理由で介助側がやってしまったらせっかくのリハビリのチャンスを奪ってしまうことになります。

先日TVで、あるデイサービスを紹介していました。
バリアフリーではなく、バリア“ア”リー。

施設内はわざと坂道や階段があり、廊下に手摺はなく箪笥がならんでいて、食事は片麻痺で車椅子の方でもセルフサービスなのです。
片麻痺の先生が同じ片麻痺の方に教える料理教室など、実用度満載。

通う側も覚悟がいりますが、こういうのこそこれからの高齢社会に必要です。

出来ないことが出来るようになるには時間がかかります。
その時は遅くても、経験させることが一番の近道。
見守るのも大事な仕事ですね。

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